どうよううたのえほん スイッチを使うように改造(1)

改造

 「どうよううたのえほん」を改造できないか相談を受けました。
スイッチを使いたいけど・・どの曲をスイッチで鳴らすの? 結局どの曲でも対応する方法を模索しました。
それで、出た結論は「全部にスイッチ」
でも4✕4=16個。どうやって選ぶ?切り替えスイッチ?
PCやスマホでコントロールならパネル上で簡単だけど、単純にしたい。

解決策は?☆☆☆差し込み式☆☆☆ 原始的ですがローコスト、シンプル。

全体の様子
16個のコネクタをつけました。改造の様子をお伝えしていきます。

合計16の窓枠にコネクタをつけました。スイッチの線をそこに差し込む。
使う曲はコネクタの付いた曲。わかりやすいと自画自賛。

コネクタ部分の拡大写真
コネクタ部分を拡大した写真です。2ピンの接点が見えます。黒茶の線がスイッチに行きます。
上の曲を制御したいときには黒のコネクタを抜いて次のコネクタに差し替えます。

内部の様子とコネクタ取り付け場所の確保
内側はこのようにスイッチの配線がフィルム上に印刷されています。この線を横取りします。
枠の隅をやすりで削り、コネクタの取り付け位置を確保します。

基板とスイッチ回路の接合部分
基板からは13本の線がつながっており、16個のスイッチに複雑かつ整然と接続されています。
論理的に整理されているのですが、こちらは実態を把握し、スイッチを並列に追加します。
基板上の13本のパターンをむき出しにして、

新しい線を13本つなぎます。(並列に追加)

そして、各スイッチに細い線で配線します。(中継の基板で色付きの線とポリウレタン銅線を接続)

そして本体を組み立てて、出来上がり、となるはずでした。
確かに配線は間違いありません。その場では選んでちゃんと鳴ります。しかし、外部につないだスイッチでは動作しません。ピンチ!
どうよううたのえほん スイッチを使うように改造(2)につづく

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